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スキンアレンジのための公式スキン分類(3) / エキサイトブログ

2017年 07月 22日
スキンアレンジに慣れて来ると、アレンジ前提の元素材としてスキンを選択する考えに至ると思います。 この段階の人にとって、背景の画像、装飾パーツ素材、テクスチャーなどは、アレンジ元から置き換えるでしょう。 ではそんな時に、どういう基準でアレンジ元スキンを選択したら良いか。 そのヒントを少し書きたいと思います。

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選択の基準として一番に考えるべき事は、ブログ本文の表示の形態だと思います。 表示形態には、本文幅が「固定タイプ」か「可変タイプ」の2種があります。 更に「可変タイプ」は、「最小幅指定」「最大幅指定」「最大/最小幅指定」のどれかになります。(まれに一切指定の無い例外がありますが) 例えば当ブログは、最小幅指定で最大幅の指定は無く、ブラウザを拡げればいくらでも本文の横幅が広くなります。

「固定タイプ」は、自動改行による文章の折れ目がほぼ固定され、画面全体に対する文字の配置が安定します。 また、横配置の画像を配し、その横に文字を流し込んだ雑誌風のレイアウトなどでは、画像と本文の間合いが変わらず、文字の配置が安定して作り易いのが利点です。 但し、受け手の環境で、想定したデザインにならない可能性を知っている必要があります。 例えば、読み手がブラウザの基本文字サイズを変更していたり、スマホで見ていたりも有るので、複雑なレイアウトは避けるのが賢明です。

「可変タイプ」は、参照される色々な環境に柔軟に対応できる事を優先した構造と言えます。 文章の折れ目は移動しますが、小さなモニターでも広いモニターでも順応し易く、可変幅前提に書かれて構成された誌面は、スマホに置き換えた場合に問題が出難くいものです。(その事を予想した構成なのですから)

この「受け手」が多様な環境で表示するという問題を良く考えた上で、「固定幅」「可変幅」のどちらを選ぶか、「可変幅」ならどのタイプにするのか、先ずそこから選択をして行くべきでしょう。 もちろんアレンジに習熟すれば、可変幅/固定幅などの書き換えが可能ですが、色々と上手く行かない点が出て来たりするので、アレンジ元で選択肢を絞っておいた方が正解です。



以上の事が決まれば、以下の公式スキン(表1)の中から、使えそうなスキンをリストアップできるでしょう。


非推奨のtableタグが使われている初期のスキンは避けた方が良いでしょう。 Htmlの基準は時代と共に進化しますし、エキサイトのシステムもゆっくり更新されるので、新しい時期のデサインの方がベターです。「リスト形式」「画像zoom」「リンクバー」等の特徴ある機能は、その機能に関連するコード(HtmlとCSS)を移植すれば、他のスキンでも実現出来ます。 しかし、慣れない内は最初から有るスキンを選択した方が楽です。 メニューの左/右/下の変更をしたい場合は、変更の可/不可を調べておく必要があります。

少し複雑になりますが、公式スキン(表2)の「<$post$>の配置ハイチ」の内容と「リリース時期」から、スキンの作られた背景がある程度読み取れます。


グラフィックや各種の演出で全く異なるスキンに見えても、基本構造は同じと言うのが良くあります。 いまひとつ適した元素材が見当たらない時は、ここで同類を見つけて、その類をみんな調べて、アレンジの可能性を見直す事が出来るかも知れません。



by Ataron2 | 2017-07-22 02:19 | ブログスキンのアレンジ